泣いて笑って手をつなぐ

ひとりっ子三兄弟の母になる

思考停止状態からの脱却

✲出産をしたら産後ケア✲

●Rin(宮澤千尋)●
産後ケアのプロとして
出産をした女性も「わたしらしく」
のびやかに人生を歩めるようサポート ‿‿‿‿‿‿‿‿‿ꕤ。 
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✲出産してすぐ:マレー式産後ケア✲

✲産後2ヶ月から:産後ケア教室✲

 

前回はストレス回避のために自分の欲求から目をそらしてしまったところまで話しました。わたしの場合は第二子の産後9ヶ月頃がピークだったように思います。

 

 

言わなくても分かって!

かなり長い間わたしは「こんなに大変なのは見ていたら分かるよね?二人の子どもだよ?言わないと分からないだなんて当事者意識がなさすぎるんじゃないの?!」と夫に対して思っていました。子どもができる前は「言わないと分からないことって多いよね。伝えることが分かりあうための一番の近道。」と思って話し合うことが多かったのに、子育てに関しては上記の思いが強すぎて「言わなくても気づくべきでしょ!」と思うようになっていました^_^;

 

夫婦の話し合い‐三人目の打診‐

こんな生活を続けて2年半。心の中に「なんでわたしだけ…」という不満があることに気がつかずにはいられませんでした。けれど、それは自分自身が勝手に制約を設けているだけだな…ということにも気がつきました。

その不満を一人では消化することができず、いらいらしがちな自分が嫌になっているところに夫から「子ども…3人いたら楽しいだろうなぁと思うんだけど」という言葉が。

青天霹靂

確かに長男と次男の関わり合いは見ていてとても微笑ましく、子供は1人でもいいなぁと思っていたわたしも兄弟っていいものだなぁとしみじみと感じていました。しかし…3人目だなんて!聞いてない!!!(結婚前から子どもは2人がいいねと話していたので)詳しい経緯はまた後日書きますが、この3人目に向けての話し合いの中でわたしが抱えていた不満を言葉にして伝えるとともに「もう遠慮しない!欲求は我慢しない!」という気持ちへとスイッチが切り替わったのでした。

・フリータイムをもらった時はお昼ご飯のお膳立てはせずに出かける

・フリータイムの帰宅時間は気にしない

・美容院にも行きたいスパンで行く

例を挙げるとこんな感じです。

けれど…そもそも自分で勝手に制限していただけなので、夫にしてみれば「え?前から言ってたじゃん!思っていることもやりたいことももっと教えて!」という感じだったようです^-^;

 

母親だから我慢して当たり前

色々なことを我慢して諦めていたと書いてきましたが、なんで諦めないといけないのでしょうか?夫や親戚に言われた?わたしの場合、答えはNOです。
全ては自分の思い込みでした。
この国で生まれ育つうちに同じような考えに陥っている人はいそうな気がします。実際にそういう目で「母親」という役割の女性を見る人もいます。
でも、他人は非難をしてもなんの責任も取ってくれません。顔の見えない人や素性の知らない人に気を遣いすぎるのは不健康ですよね。(もちろんマナーは守りますよ)

 

夫に対して勝手に遠慮しないと思えるようになったのは前述したとおりですが、社会(見えない誰か)に対して変に意識し過ぎないように気持ちが変わったきっかけは海外で子育てをする友人から海外での子育て事情(母子に対する社会の姿勢)を聞いたりSNSで子育て中の女性の声をたくさんたくさん目にしたことによります。

わたしが縛られていたものは自分や「社会」による「母親とはこうあるべき」という刷り込みにすぎないと気が付けたのだと思います。

 

第三子産後にマドレボニータの産後ケア教室に参加したときに出会ったのもまさにこのマインドでした。第一子産後、第二子産後にここに来ていたらあんなにもがき苦しまずにもっと早く視野が広くなり「こうあるべき」の刷り込みから脱却できていたのかも…と思いました。笑

 

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