突然ですが、体育の前後、長男は保健室で着替えをしています。
かれこれ年中さんの頃から。
幼稚園時代
始まりは「幼稚園行きたくない…」でした。
最初はなかなか理由を言わなかったけれど
「体育があるから」
「着替えるのが嫌だ」
「特にズボンの着替えが嫌だ」
と、回り道をしながら教えてくれました。
体育自体は嫌じゃないんだって。
そんなわけで、体育のある日は体操ズボンを家から履いて行くことにしました。
制服のある幼稚園だけど、それで通園できて体育もできるなら何にも問題ないじゃーん。と思い、先生にもその旨を報告。OKが出ました🙆♀️
体操服から制服に着替えるときは、ピアノの裏でこっそり着替えたり、先生が盾になってくれたりしたみたいで、本当にありがたかったです。
(体操服→制服はその時のリラックス感などでみんなと着替えられることもあったみたい)
周りのお友達も、それに関して「なんでー?」とは聞いてきても「恥ずかしいから」と答えるとそれ以上は聞いてこなかったみたいで、いい子たちだな…と感謝。
小学生
そして小学生になり。
やっぱり着替えは嫌なんだけど、体操ズボンを履いて行くのも抵抗があるということで、担任の先生に交渉して保健室で着替えさせてもらうことになりました。
通院の関係で早退するとき、たまたま前の時間が体育だったのですが、着替えを持ってささっと保健室へ行っていました^ ^
かたくなに“みんなと一緒に着替える”ことを譲らない環境じゃなくて本当によかった…。
だって、みんなと一緒に着替えないといけない理由が思いつかないから。
「そのうち慣れてみんなと着替えられるようになれるといいね」
「◯月にはみんなと着替えられるようになろう」
この声かけすら長男にはストレスのようで。
こうやって声をかけられると「保健室で着替えるのはあまり良くないことなんだ」「もう保健室で着替えちゃダメなんだ」「◯月にはみんなと着替えないといけないんだ」と、家でパニック&涙。
なので、「できるようになるといいね」の声かけもやめてもらっています。
わたしが感じたこと
年中さんの時に「みんなとのお着替えがいやだ」と聞いたときも、特に驚きませんでした。
「あぁ、この子は今、それが恥ずかしいんだな。」と。
4歳で?!と言われることもありますが、年齢も性別も関係ないことだと思います。
最初言いにくそうだったことから、きっと長男の中にも「みんなはできているのに」とか「恥ずかしいということが恥ずかしい気がする」という思いがあったんじゃないかと思います。
それでも、ちゃんと話してくれてありがとうの気持ちでした。
上でもちらっと書きましたが、是が非でもみんなと着替えなければいけない…という
ことはないなと思っているということと、「恥ずかしい」と感じていることを尊重することの方が大切だよね、という思いからこのままでいいかなと思っています。
ある日ふいに「みんなと着替える」ということもあるかもしれないし、ずっと保健室かもしれないし、それは長男の気持ち次第でいいよね…。
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