先日、養成コース同期のさとちゃんのブログを見て改めて思いめぐらしたこと。
「なんで産後ケアなんだっけ?」
さとちゃんはこの日の記事で、好きなものや仕事にしたいことがたくさん!
そんな中で今、産前産後のケアを地元に広めることを今は目標に取り組んでいること…を綴られていました。
(リンク先ではとても素敵な、さとちゃんの“書”も見ることができます♡)
【好きなこと】私の元気をつくるもの。 | 選んだ道はすべてが正解
「やりたい!」を明確に
第三子を妊娠して社会復帰を考えた時、「人が笑顔になれる仕事」「その後の人生を健やかに過ごすきっかけになる仕事」という視点からスタートしました。
人生を健やかに過ごすためには…やっぱり身体が快適でないと!
身体にいたいところや不安があると、気持ちまでナーバスになってしまうから。
そして、「不具合が出たらあの人のところに行けばいいや」=「しんどいけど、なかなかあの人のところに行けないからしんどいまま…」は嫌だなぁ。誰かに癒してもらうことももちろんいいけれど、自分で対処する方法を知っておかないといざという時にどうしようもなくなってしまう気がする。
だから、健やかに過ごせるきっかけを手渡せる仕事がいい。
「体感する産後」と「世間の捉える産後」の隔たり
もともとは、産後に限らずどの世代の人も…と考えていました。
(それは今でも持ち続けています)
それなのにどうして「産後」に気持ちが熱くなったのか。
やっぱり、自分の産後に感じていた疑問や「おかしい!」という思いが大きかったから。
「体感する産後」と「世間の捉える産後」があまりに違ったから。
出産すると、子どもを愛することも育児もできるのが当たり前…という風潮。
そんな中でうまくいかないことがあると、自分がすごくダメな人間のように思えたり、「完璧」にやらないといけないと追い詰められたりしやすいです。
そしてそのように責められることも…残念ながらあるのが現実。
光の見えないトンネルの中
「え、聞いてないよ…」は、出産のすぐ後から始まります。
・産んだけどぽっこりしているお腹と自分の体型
・授乳ってこんなにスムーズにいかないの?
・赤ちゃんっておっぱいを上手に飲む方法を本能で持ち合わせていないの?!
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・自分のタイミングではない細切れ睡眠ってこんなにしんどいんだ…
・えっと…「わたし」の話もしたいんだけど…でも、何を話したいんだっけ?
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・赤ちゃん優先なのは当たり前だけど自分の好みやタイミングで何もできないことってこんなにも気持ちが沈んでいくんだ…
・半年以上慢性的な睡眠不足、自分でもなんでこんなにイライラするのかわからない
・睡眠不足?体力の低下?なんだかすごく疲れやすい…
色んなものの積み重ねで、何から解決していってもいいのかわからない。
そして…それを話せる場、受け止めてくれる場、前向きに舵を切れる場が見つからない!!!どこに行けばいいの?子ども産んだらそれはもう「自己責任」で我慢するしかないの?自分でどうにかしないといけないの?(そんなわけない!)
世の中には色々な「救いの手」があるけれど、産後女性に対するそれが抜け落ちている現実と、これじゃいけないよね、絶対にどうにかしないといけないよねという思い。
これが、わたしを「産後ケア」へと一歩踏み出させました。
産後に必要な場
産後女性に必要なのは「ママ」としての場ではなく
一人の女性として存在できる場所なんです。
自分の思いを言語化して、話して、聞いてもらえる場、聞く場があることで「自分はどうしたいのか」考え始めることができる。こうあらねばならない…の呪縛から抜け出すきっかけにもなる。
産後は筋力も体力も落ちているから身体を動かして体力を回復することも大切。
体を動かして心地よい疲労感とリラックスしている状態でのコミュニケーション。
自分で取り組めるセルフケアを手渡す。
わたしたちマドレボニータが行っていることはこんなこと。
自信をもってお届けできるプログラムです。
でもなかなかここにたどり着けない、もっと早く知りたかった、とも耳にします。
産後に必要なこと、こういう場があるということを、もっともっと広めていきますね!
このブログを読んでくださったのも何かの縁♡
「産後ってケアが必要なんだって」「マドレボニータっていうのがあるんだって」と、友人や知り合いに広めていただけると嬉しいです✨