泣いて笑って手をつなぐ

ひとりっ子三兄弟の母になる

「当たり前」を必死に訴えている…

✲出産をしたら産後ケア✲

●Rin(宮澤千尋)●
産後ケアのプロとして
出産をした女性も「わたしらしく」
のびやかに人生を歩めるようサポート ‿‿‿‿‿‿‿‿‿ꕤ。 
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✲出産してすぐ:マレー式産後ケア✲

✲産後2ヶ月から:産後ケア教室✲

 


わたしたちマドレボニータは、産前産後の女性にこんなことをお伝えしています。

(お伝えするだけではなく、そのためにはじゃあどうすればいいか?にも言及しています)

 

・パートナーとしっかりコミュニケーションをとりましょう

・子どもは母だけではなく家族で育てるものだよ

・友達や周囲ともコミュニケーションをとって声を出し合い助け合っていこう

 

 

これを見た時、聞いたとき、あなたは何を感じますか?

 

「うんうん、できてる!1人で抱えるなんて無理だもんね。」

「そりゃできればそうしたいけど、できないことだよね。言うのは簡単…。」

「色々あったけど、今はできるようになってきたかなぁ…。」

 

きっと、いろんな思いがあるんじゃないかと思います。

でも国によっては「え?全部当たり前すぎて…それって…力説するようなこと?」と驚かれるような内容だったりします。

 

コミュニケーションをとり、赤ちゃんが生んだらお母さんはしばらく動いちゃいけないからパートナーや親せきみんなで赤ちゃんのお世話と育児をする。

 

そんな環境で育つから、男性も女性も当たり前のようにそれを行う。

 

それって本当に素晴らしいことだけれど、当たり前のことでもあり…。

でも日本では「当たり前」じゃないから、なんとか伝えて、受け入れてもらって、浸透させていきたい…とわたしたちは必死になっています。

 

そこに高い壁を感じることもありますが、最近では「パートナーとの会話を大切にしている」とか、男性の育休が少しずつ浸透してきたりとか、20代の方と話をしたら「子どもはパートナーと2人で育てるのが当たり前」「家事は男女関係なくできることだしやるものだと思う」という声が男性からも聞かれたりもします。

 

時代とともに少しずつ、でも確実に変わってきていることです。

 

でも、いざ産後の当事者になったら、いつかやってくる未来なんて待っている場合じゃないですよね。

 

わたしはもう自分の産後は過ぎて、もう赤ちゃんをお迎えする予定はないけれど、幸せなはずの時間に苦しんだり、行き場をなくして悲しい思いをする女性を1人でも少なくしたい…そう思っています。

 

新しい家族が増えるって、やっぱりすごく幸せなことです。

その時期を幸せに、そしてパートナーや家族との絆を深める時間にしてほしい。

 

だから、産後ケアや赤ちゃんを家族や社会で育てることが当たり前になるその日まで、目の前のしんどさを抱える女性に、産後から目を背けている社会に、必死になって声をかけているんだなと思います。

 

女性の選挙権だって、社会進出だって、過去の女性が必死になって声をあげて行動してきたからこそつかみ取ることができたんですもんね。

 

どこかで「そんなことをする必要もなく、当たり前のようにその権利を手にしている人もいるのに」という気持ちもあるけれど…。

でも、変えていくには行動するしかない!そんな気持ちを、本日開催された養成コースのスクーリングで再発掘していました。

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