こんにちは、産後セルフケアインストラクターの宮澤千尋(りんちゃん)です☺
昨日、三遊亭美るく改メ三遊亭律歌師匠の真打昇進披露興行に行ってきました!!
真打昇進の喜び、胸が震えた口上、素晴らしい律歌師匠の高座…その感動とともに、寄席ってこんなにおもしろかったよ!気軽に足を運べるよ!そんな気付きを記事にまとめておきます☺
フラッと気軽に立ち寄れる!
落語っておもしろいな…そう思って寄席に興味を持った学生時代。
演芸場をいくつか調べたのですが、それまで全くなじみがなく、寄せでのお作法とかあるのかな…服装とかあるのかな…と気になって結局足を運ぶことはなく年月が流れていました。
今回真打昇進した彼女が“三遊亭美るく”だったころも、絶対にリアルで楽しみたい!!とスケジュールを見ていたのですが、3時間~4時間あって微妙に開始に間に合わなかったり、お迎え時間的に後ろの時間が無理だな…と願い叶わずで来てしまいました。
ところがところが、そんなこと気にしなくてよかった!
というのが今回分かったこと!!
服装
かしこまらなくて大丈夫!!
外にお出かけする時くらいの常識的な格好であれば大丈夫◎
着物をお召の方もいらっしゃいましたが、多くの方は普段通りの服装でした。気楽に足を運べる…それが、寄席!
途中入場&退場OK
もちろん芸の途中で…というのはナシですが、この芸人さんから見よう~、時間の関係でこの芸人さんが終わったら出よう~というのも大丈夫だそうです。
4時間前後がっつり時間を作ることが難しくても、これなら気軽に立ち寄れますよね✨
子どもでも楽しめる
子どもの入場料規定は演芸場によって違いますが、子連れも大丈夫◎
落語だけではなくて音曲や手品に曲芸…いろいろなプログラムがテンポよく進んでいくので、これなら子どもでも飽きずに楽しめる!と思いました。
寄席の文化を残していきたいな…という思いが芽生えたので、寄席を身近に感じられるように今度は子連れでも行ってみようと思います。(子どもの頃に行った経験があると、大人になってからのハードルがぐっと下がりますよね♪)
例えばこんな時に…
学生時代、2限で授業は終わったけれど夕方からサークルの集まりがある…そんな時。
仕事帰り、ちょっと疲れたな…そんな時。
映画もいいけれど、なんというか…寄席には人の温かみがあります。一方的に受け取るだけとも違って、芸人さんとこちらの空気が一つになっている感じ。
そして、おもしろかったら声をあげて笑える。ふっと気持ちが和らぐ場だなぁと感じました。
磨かれた芸のシャワー
テレビとは違うライブ感。積み重ねてきた芸の歴史と熱が伝わってきて、ぐっと引き込まれて行きました。
これは是非体験してほしい…。日本の文化ですね✨
三遊亭律歌師匠㊗真打昇進!!
ほんのひと時、同じ場所で過ごしていた彼女を久しぶりに目にしたのは長男を出産してしばらくしてから。
寝かしつけをしようと抱っこをしながら部屋の中をウロウロしていたら、つけっぱなしだったテレビに女性の落語家さんが映し出されていました。
・・・・・・あっ!!
2人でフラッと入ったカフェに入って話した時の記憶…
「落語家になりたいんだよね…」と言っていた彼女が、行動に移して夢を掴んだんんだ…!!!と、体内の温度が急上昇したのを覚えています。
番組と番組の間に流れるほんの数分のミニ番組。
あの時目にすることができた偶然に震えました。
ちょうど1年前のオンライン落語では噺家として実力をつけた姿に感動し、画面に吸い寄せられるように最後まで見つめていました。(あ、もちろん笑いながらね!)
真打昇進を祝う口上では、厳しい世界で数えきれないほどの苦労があったであろうこと、そこに喰らいついて努力し続けて今があること。そして、周りの方から愛され応援されていることがひしひしと伝わってきました。
三遊亭歌る多師匠の言葉にはわたしにもこみ上げるものが。
「娘を嫁に出すような心境」
「普段は鬼婆のように厳しいのだけれど、今日だけは彼女をほめようと思います」
「女一通りのことはなにも教えていません。けれど、噺家としての背中は見せてきたつもり」
律歌師匠のトリ「子は鎹」も素晴らしかったです。
自分のやりたいことをつかんでいく姿は、強く美しい。
素晴らしい時間をありがとうございました!!
これからも、心より応援しています!