泣いて笑って手をつなぐ

ひとりっ子三兄弟の母になる

妊娠中から産後のケアを考える

✲出産をしたら産後ケア✲

●Rin(宮澤千尋)●
産後ケアのプロとして
出産をした女性も「わたしらしく」
のびやかに人生を歩めるようサポート ‿‿‿‿‿‿‿‿‿ꕤ。 
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✲出産してすぐ:マレー式産後ケア✲

✲産後2ヶ月から:産後ケア教室✲

 

こんにちは、産後セルフケアインストラクターの宮澤千尋です☺

 

わたしが開催している「産後ケア教室」には、産後の1ヶ月健診で「経過良好!」と医師の診断を受けた方からお申込みいただけます。

それでも時々、出産直後もしくは出産前(そろそろ予定日!)という方からお申込やお問い合わせをいただくことがあります。

 

産後の1ヶ月健診で経過良好と診断されるまでは受付完了は出来ないのですが、それでも早い時期から「出産後の自分のケア」に目を向けられていることが素晴らしいな…と嬉しく感じます。

 

 

とにかく赤ちゃん中心&優先の毎日

 

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2014.

なんせ出産してからは「赤ちゃんがやってきた―!!」と家族の関心も自分の関心も意識も一気に赤ちゃんへ向き、そんな中で初めてのことの連続、色々準備していても分からないこともたくさん。

 

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赤ちゃんが泣いていたら抱っこであやしたり、ミルクや授乳、おむつ替え。

静かに寝ている時でさえ「息してるかな…」と、思っている以上に神経を使っての生活が続きます。

 

出産のダメージ、想像もしていなかった体力低下、慢性的な睡眠不足…相当しんどいはずなのに「赤ちゃんとの生活はこういうものなんだな」と思って「自分のケアもしなきゃ」には、なかなか思い至らないんじゃないかなと思います。

 

だからこそ、妊娠中から「出産したら自分のケアも必要だな」と知っておけることはとても大きいです。

バッタバタの毎日を送る中で新しい発想はなかなか浮かんできませんが、もともと持っている知識はふとした瞬間に思い出せるからです。

 

わたし自身の産後は・・・

わたし自身、第一子の産後は「自分の時間も大切」と思いながらも産後に適切な体と心のケアには思い至らず、「リフレッシュのお出かけ」をたまーにするくらいでした。

 

第一子産後は子育てや家事に関する夫への疑問やもやもやを胸の奥に押し込み、第二子産後は一人で抱え込んでいたものを持ちきれなくなってうつ寸前。

第三子産後に初めて自分自身で取り組むケアをしたときには、こんなにも体力が落ちているのかと愕然としました。(腹筋に全然力が入らなくなっていて、産前は出来ていた動作ができなくなっていました💦)

 

第二子産後に骨盤矯正や整体など、委ねるケアは結構なお金を払って受けていましたが、その効果を継続させるような能動的な取り組みは出来ていなかったと思います。

 

取り組む力と委ねる力

くたくたぼろぼろになったところで一気に癒される…確かにその瞬間は最高なんですが、ずーっと同じ山と谷を繰り返すよりは、せっかくなら右肩上がりに回復していきたいですよね。

 

毎日委ねてケアしてもらうことが可能ならばいいですが、それはちょっと現実的じゃないなと思うなら…やっぱり自分で自分を整えていく術が産後だけではなく人生100年時代を生きるわたしたちには必要だと感じています✨

 

産後ケア教室では「取り組む力」「委ねる力」両方にアプローチしていきます。

 

■自分自身に関する「取り組む力」
  • まずは体力と筋力、自分の状態を知る
  • 自分の取り組みで体力と筋力を向上させる
  • 今自分が何を感じているのかを知る
  • それをアウトプットして感情と考えの整理をする
 ※心の状態を客観的に知ることにもつながります

 

■家事育児に関する「委ねる力」
  • 自分がしんどいと感じていることを精神論だけでどうにかしようとしない
  • 持ちきれない荷物はパートナーや知人、外部に委ねる勇気をもつ

※それをするための「体力」や「コミュニケーション力=思いの言語化」を取り組むケアの中で取り戻していきます。(コミュニケーションをとるって、すごくエネルギーが必要なのでくったくたで体力のない状態では難しいですよね💦)

 

産後ケア教室に参加してくださった方からは「産後に自分の身体がこんなことになるなんて誰も教えてくれなかった!」「こういう教室があるって、もっと早く知りたかった!!」という声をいただいています。

 

両親学級や産後の健診はあるけれど、出産した女性自身に関する取り組むケアは、まだまだ教えてもらえないのが現状。

この記事を読んでくださった方は、妊娠中の知り合いや、出産後のお友達がいたら「自分のケアできてる??」「マドレボニータの産後ケア教室っていうのがあるらしいよ」と、是非教えてあげてください。

 

その一言が1人の女性、1つの家族を救うことに繋がっていきます✨