こんにちは、産後セルフケアインストラクターの宮澤千尋(りんちゃん)です。
前回に引き続き、今回は産後ケア教室第3週目のお話をシェアさせていただきます☺
腹を割って話せる場
いつもは相手の反応が気になったり、相手が知らないうちに不快な思いをしていたら…となかなか腹を割って話せないけれど、ここでは「ただ聞いてもらえる」と知って対話の時間に本音を吐き出せました。
そしたら心にスペースができたのかこの1週間すごく楽しくて。
前回は1日も早く仕事に戻りたい!!と話したけれど、職場には必ず戻るのだから、子どもとこんなにしっかりと過ごす最後の時間を大事にしたいと思えたのかも。
だから、今日も「本音をはなすか!」と思って教室に向かいました。
振り返ると、人に頼るのが本当に苦手で、産休前は職場でも「迷惑をかけてごめんなさい」「申し訳ありません」と頭を下げてきました。周りからはあたたかい言葉をかけてもらっていたのに、自分が疑心暗鬼になっていたなって思います。これからは素直に「ありがとう」と言っていきたいなと思えています。
思うことは色々あるけれど、話したって何にもならないし…
そんな風に思うこともあるかもしれませんが、実はまず言葉にして体の外に出してみるって、すごく大きなことなんです。今回シェアしてくださったように、それだけでちょっと心の中にスペースができて、スペースができると一歩進んだところから抱えていた思いを見つめることができます。
同じ事でも、違う受け止め方ができたりします。
“本音で話すと心にスペースができる”を体感して「今日も本音で話すか!」と教室に来てくださったことが、とっても嬉しいです☺
つぶれないためにも自分に正直に
やりたいことがいっぱいある中で、何を本当にしたいのか整理できてないなと気づきました。
よき人でありたい…という気持ちがあって、みんなにいい顔がしたい…でも、全部やるのは無理で。人に頼れないのもそうだなって。
しんどい時、助けが必要な時、正直にやっていかないとつぶれてしまうと思う。
誰かの本音は、周りの本音も引き出していきます。
頑張り屋さんが「助けてほしい」「今のままでは頑張り続けるのは難しい」と口にするのはとてもハードルの高いことだと思います。頑張ろうと思えば頑張れる…無理すればできないこともない…そんな思いから、ダウンするまで頑張り続けてしまう人も少なくありません。
頑張ってしまう理由の源にまでたどり着いている彼女の言葉にハッとし、自分で何でもやろうとしてしまう人の1人であるわたしも、「それはどうしてだろう?」と考えるきっかけをいただきました。(まだまだ掘り下げ中!)
それと同時に「助けて」と声をかけられた経験は、自分が「助けて」と声を上げる経験へとつながっていくかもしれないな…と、あたたかな気持ちにもなりました。
対話のワークは、苦手だな~と感じる人もきっといらっしゃると思うのですが、やってみると気付きが必ずあるワークなんです。それも、その場だけではなくてその後も考え続けるきっかけになってじわじわと気づきが大きくなっていくこともあります。
「エクササイズはいいけれど、対話がなぁ・・・」と躊躇している方も、あまり敬遠せずに教室に足を運んでいただきたいなと思います☺