こんにちは、産後リカバリサポーターの宮澤千尋(りんちゃん)です☺
今日はふと思い出したエピソードをシェアさせてください。
☂️幼稚園の駐車場での出来事…
小雨の降る日
上のお子さんの送迎で車を運転して幼稚園まで来た女性。
車から降りて0歳の赤ちゃんを抱っこしてから
上のお子さんを下ろすために車のドアを開ける…
隣の車との距離はぎりぎり大人一人分。
傘をさすことなく
上のお子さんの支度をしているところを目にしました。
分かる…傘をさしながらだと出来ないんだよね…
「雨の日は大変ですよね」と言いながら傘を差し出すと
「ありがとうございます」と応えてくれて…
その言葉を口にした途端彼女の目には涙が。
赤ちゃんを車に置いていくわけにはいかないから
上の子を送り届けないといけないから
傘をさして隣の車にぶつけたらいけないから
仕方ない、仕方ない…
大変さやしんどさを押し殺しながら
頑張っていたんだな…というのが伝わってきて
赤ちゃんを育てていた頃の自分を思い出して
わたしまで涙が込み上げてきました。
赤ちゃん1人でも大変な場面はたくさんある。
外に出るのを諦めることがたくさんある。
自分の気持ちに構っていられなくなる時が何度もある。
赤ちゃんが同時に2人いたら?
きっと大変さもハードルも倍以上になります。
産後ケア教室に参加することが
介助ボランティアさんに赤ちゃんを委ねることが
1人だけで頑張らなくていいこと
しんどいと感じることに罪悪感をもたなくていいこと
助け、助け合うことで笑顔の循環が生まれること
そんなことに気づくきっかけになるんです。
「産後ケアバトン制度」
最初の一歩かもしれませんが
大きな一歩になると信じています。