(写真中央のお二人が自然電力の社員さんです)
先週の金曜日、自然電力さんのオフィスにて「エネルギー」に関するワークショップに参加してきました!
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現在進行形のオーストラリア火災や暖冬に頭を抱えている冬の観光地、熱中症で死亡者まで出てしまう猛暑…これらの原因は地球温暖化にあると言われていますよね。
地球温暖化問題はつまり、エネルギー問題と言っても過言ではない!ということで、興味津々。
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実験からスタートしたWS、発見や笑いを交えながら、新しい学びの連続でとても楽しかったです。
興味深かったポイントをいくつか紹介させてください(^^)/
エネルギー消費は右肩上がり
わたしたちは今、暗くなれば電気をつけ、暑い日にはクーラーをつけ、汗をかけば温かいお湯で洗い流すことができます。
本当に便利に不自由なく暮らしています。
けれども、世の中にはエネルギーを使えることが当たり前ではない地域がまだまだあり…世界の約半分の人は自由にエネルギーを使えていないそうです。
この地域でも今後確実にエネルギーの供給は安定していく…つまり、エネルギーの消費はこの先も右肩上がりなんですね…!!(それも爆発的に)
ということは、現在エネルギーを自由に使っている国は現状維持ではいけない。
便利な生活を我慢するというのではなく、エネルギーの生み出し方、使い方を、コストだけではなく、地球のことを考えて選択していく必要があるのだなと強く感じました。
(ここではさて置きますが、わたしは便利すぎる世の中にも「なんだかなー」と思っています…💦)
エネルギーをどう生み出すか
温暖化の原因は二酸化炭素、二酸化炭素を大量に排出しているのが火力発電、その中でも石炭を燃料にした発電、さらに質の悪い石炭だと生み出されるエネルギーと排出される二酸化炭素のバランスが非常に悪いらしい…
逆に、発電時に二酸化炭素を排出しないのは…水力、風力、太陽光による発電。
これだけだと当たり前じゃん~って思う方もいらっしゃると思うのですが、WSでは同じ火力発電(石油、石炭、液化天然ガス)でも二酸化炭素の排出量「液化天然ガス<石炭」であることや、低炭素を目指すならば原子力発電はエコと考えられていることなども数値ともに紹介されて興味深かったです。(フラットに説明を受けることができるのって大切)
そして、現在発電の半分以上を火力発電が占めているそうで…
エネルギーを無駄にしないことももちろんですが、エネルギーの作り出し方の選択というのは大注目ポイントなんだな、というのが印象に残っています。
自然エネルギーだけで生活することは可能なの?
さて、これは誰しもが気になるポイントなのではないでしょうか…
理論的には、大きな発見発明がなくとも、全世界に必要なエネルギーの7割はまかなえると計算されているようです。
わたしの想像よりも大きな割合だったのでちょっと驚きました!
ここでちょっと押さえておきたいのが「電気は貯められない」ということ。
自然エネルギー(風力・水力・太陽光)は常に一定でもなければ常に発生しているわけでもないので、それだけで昼夜天候を問わず電気を使うためには蓄電池が必要不可欠…なんですって。
逆に言えば、性能の良い蓄電池があれば、自然エネルギーの可能性はどんどん高まっていくということなのかな。
続きます☆