「誰が未来に対して責任を取るのか」
限りあるエネルギー資源を使い続けることに疑問を持ち
「エネルギーから世界を変える」という理念のもとに設立
この思いに賛同し、1年前に電力会社を自然電力さんに切り替えて使用させていただいていましたが、今回電気使用量の請求額が大幅に上がってしまうことを受けて他の電力会社へと切り替える決断をしました。
今何が起こっているの?
自然電力さんは電力卸取引市場(JEPX)に電気を買う費用を支払い、電気を調達してわたしたちのもとへ届けてくださっていたのですが、2020年12月26日からJEPX(=市場)での電力価格の急激な高騰が続いています。
つまり、市場連動型の料金プランになるので、1月の電気料金もかなり跳ね上がることになります。
(公式サイトのマイページで確認したところ、我が家はすでに通常の4倍の料金になっていました。)
自然電力の対応
これを受けて、自然電力さんより数日にわたり現状の説明と1月の電気料金に対する対策などの連絡をいただきました。
●市場価格高騰の事実
●この高騰がいつまで続くのか見通しが立たないこと
●12月26日以降1月末までの高騰期間における環境価値を購入する費用を除く「事業を行う費用」については請求しないこと
●上記に加えて住まいの地域の大手電力会社の電気料金を基準として、それを超える分の電気料金については30,000円を上限として電気料金より値引きすること(2020.1.12時点:1月と2月の請求分の値引き合計が30,000円)
●どのタイミングでの切り替え、解約にも違約金等の解約料金はかからないこと
これに加えて、下記も発表されています
(https://www.shizenenergy.net/2021/01/11/jepx_information_04/)
弊社では、この度の価格高騰によりご面倒、ご迷惑をおかけする事態となりましたことを真摯に受け止め、市場調達に頼らない電源調達体制の構築を急ぎ進めております。
わが家の決断
市場連動型であることは分かっていたので、このようなリスクがあることも納得していましたが(と言っても、本当にこういうことあるのねー💦と思いました)この先も従来の数倍の電気料金を支払うパワーはないため、我が家は他の電力会社へと切り替えることにしました。
わたしの希望で電力会社を決めていたのでちょっとドキドキしながら夫に話したところ、「自然電力さんを応援したい思いで契約していたんでしょう?請求金額が予想より高くなっても、その気持ちはなくなるわけじゃないよね。今回の発表を受けてわが家はどうするのか考えればいいだけだよ☺」と声をかけてくれて、この人はどこまでも悟りを開く道を進んでいくのだな…と拝ませていただきました。笑
今回のことで自然電力で働かれているみなさんは息をつく間もなく今後のことや問い合わせへの対応をされていることと思います。
状況が落ち着いてまた契約できる日が来たら検討したいと思うので、頑張ってほしいな…と陰ながら応援しています。
追記(電気会社の変更方法)
電力会社を変更する方法として、自然電力さんのHPで2種類紹介されています。
①他社に切り替えの依頼をする(数日かかるけれど自然電力さんへの連絡は不要)
②停電のリスクはあるけれど、自然電力さんを解約して他社で「使用開始」の申し込みをする
▽詳しくは自然電力さんのサイトをご覧ください