泣いて笑って手をつなぐ

ひとりっ子三兄弟の母になる

女性の歩みと未来-産後セルフケアインストラクター-

✲出産をしたら産後ケア✲

●Rin(宮澤千尋)●
産後ケアのプロとして
出産をした女性も「わたしらしく」
のびやかに人生を歩めるようサポート ‿‿‿‿‿‿‿‿‿ꕤ。 
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✲出産してすぐ:マレー式産後ケア✲

✲産後2ヶ月から:産後ケア教室✲

 

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こちらは「マインドマップ」という、自分の頭の中を「見える化」したもの。

紙の真ん中に今から考えたいテーマをイメージした絵を描き、そこからどんどん思いを書きだしていきます。

 

今回わたしは、「産後セルフケアインストラクターになるということ」をテーマにして頭の中を可視化し、自分の思いを味わってみました。

 

 

社会における女性の立ち位置

女性の社会進出、男女平等…いろいろな言葉はあれど、現実はどうだろう?

女性であるというだけで「社会的弱者」になる場面や「ガラスの天井」にぶつかる場面はまだまだある…とわたしは感じています。

 

そして、産後は様々な面でそれが顕著になる…。

 

家庭内でも、会社でも。

 

なんでなんだろう?

子どもを産むことは未来をつくることなのに。

 

「おかしい」と感じても、赤ちゃんのお世話と慢性的な睡眠不足で「こういうものか」「仕方ないのか」となりやすいのも産後。

 

赤ちゃんのお世話でへとへとになって1日が終わってまた次の日が来る。

社会復帰しても時間内にできる限りの仕事をして帰宅して子どものお世話と舵をして倒れるように寝て次の日が来る。

 

そんな毎日の中で声をあげることは、よほどのエネルギーがないと難しい。

声をあげたところでもともと不安定な足場がもっと不安定になる可能性もある…。

 

それでも、声をあげないと何も変わらないし

「こんなものか」と思考停止してしまったらそこから先の道は明るくならない。

 

自分の思いを知り、自分で選択して歩けるように

産後は時間の融通がききづらいし、寝不足で体力も落ちている。

社会とのつながりが経たれることも多く、大人と会話する機会も減る。

自分の望みも分からなくなって、何もできないような気持ちになって。

 

デフレスパイラルだな…と第二子産後当時は感じていました。

 

そこから抜け出すにはやっぱり体力が必要。

身体は資本だし、元気があれば思考もポジティブになる。

 「やろうと思えば何かできるかも」という気持ちも生まれてくる。

 

だから、産後ケア教室では体力と筋力をつけるために、有酸素運動の時間をしっかりとっています。

そして自分の頭の中を言語化するコミュニケーションワークと、自分の身体を自分でケアするという意識も手渡しています。

 

社会の仕組みや対話不足によって、本来持っている力を発揮できないなんて悔しいし、もったいないじゃないですか。

しかもそのきっかけが出産だなんて、悲しいじゃないですか。

 

つらつらと書いてしまいましたが、要するに

出産しても自分の人生を諦めてほしくない!!

という思いがとても強いんです。

 

女性の力は地域へ、社会へ、未来へ

(「女性」と書きましたが、もちろん男性も女性も、ですよ!)

産後をきっかけに活動範囲、活躍の範囲がぐっと狭まってしまう…なんていうことがなくなれば、地域にとっても社会にとっても未来にとっても、プラスでしかないと思いませんか?

 

人は「母」「妻」「妹」「会社員」「30代女性」のように様々な面をもっているもの。

その一面にとらわれることなく、誰しもがのびのびと力を発揮できる社会のために、産後セルフケアインストラクターとして、少しでもその一翼を担いたいと思っています。

 

***

 

2019年の養成コース中も、同じテーマでマインドマップを書いていました。

根本は変わっていないけれど、実際に社会に出たことで、「自分の自己実現」から「地域や社会」に今は意識が向いているのだなという発見がありました。

この変化があるのは同僚や家族のおかげだなぁと怒涛の2年間を振り返りながら、今日は眠りにつこうと思います💤

 

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